仕事に行き詰まった時に観たい映画 『ザ・シェフ 三ツ星フードトラック始めました』


こんにちは、とある人事のコミュニケーターです。

今日は、仕事で躓いて自分が嫌になったり、社内外の人間関係に行き詰まって仕事を辞めたくなったり、転職を悩んでみたり、就活に苦戦したり、そんな苦悩した時に、ぜひ観てほしい映画をご紹介します。

その名は、『ザ・シェフ 三ツ星フードトラック始めました』です。

 

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日本公開は2015年、監督はアイアンマン一作目、二作目を監督したジョン・ファヴロー、この作品では主演もしています。脇を固めるのは、アイアンマン主演のロバートダウニーJr、ソフィア・ベルガラ、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ジョン・レグイザモと豪華な俳優陣です。

ストーリーや物語の詳細について気になった人は、専門外の私が説明するよりも、映画に詳しい多くの方々が、ブログなどに書いてありますのでぜひ検索してみて下さい。ただ情報を仕入れるよりも前に個人的には、素の状態でまずは観て、そして感じて欲しい映画です。

私も、さまざまな視点から観ることで、その都度、新たな発見が出来る作品なので、映画も二度観て、その上でDVDソフトやGoogleプレイなど複数のメディア媒体を使って、観なおしています。

今回は、そのうちの一つの視点を基に書いてみます。

◆ 悩んだ時こそシンプルに考える

この映画の主役シェフ、カール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)が、自分が作りたい料理と、レストランオーナー(ダスティン・ホフマン)が求めている料理のギャップに悩むときに試作するのは、複数の隠し味やスパイスをふんだんに使った重層的味わいの料理です。

そして、坂道を転がるように落ちていった先に悩んで出した答えは、キューバサンドという、バンズの中にハムやチーズにピクルスを挟んだだけのシンプルなサンドイッチです。画面を通じて、カールが持てる技術の全てを出して意気込んで作った料理の数々よりも、良い意味で力が抜けたシンプルなキューバサンドの方が、個人的には何倍も美味しそうに見えるので不思議です。

カールは、まわりの人のアドバイスもあり、自分の問題に対してシンプルな本質に至ったことで、新たな未来が開けてきます。その再起を図るのが、自分自身の料理人としての出発点にあったというのは示唆に富む内容です。

自分も含め、仕事に関することで悩んでいるときは、主役カールのように、問題の本質に気付くことなく、本質を取り巻く雑多なこと(例えば、収入や生活をどうするのか、社会的地位を失うのが恐い、人間関係をダメにしてしまうなど)に気を取られてしまいがちです。

そのような時には、自分が仕事をしていく上で、大切にしたいことは何なのか。そのことを、自分自身に何度も問いかけながら、少しづつ自分自身が持つ仕事をする本質に近づいていくといいでしょう。そして自分の本質にさえ気づくことが出来れば、仕事に対して、シンプルに物事を考えることができるようになるはずです。

他にも、この作品から私は様々に気付きを得ることが出来ました。ただ、そのような視点からわざわざ観なくても、単純に落ち込んだ時には元気を与えてくれる作品ですので、仕事に悩んだ時にはぜひ観てみるとよいでしょう。

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